社長メッセージ
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世界の畜産に貢献したい、そんな熱い思いをもった若者を歓迎します。

代表取締役社長 西村浩一

畜産動物の最高のパフォーマンスを引き出すこと、
これが我々の使命です。

当社にご興味を持っていただきありがとうございます。

遺伝的改良が高度に進んだ今日の家畜が求める栄養は高レベルで、この栄養要求を正確に満たし、動物の最高のパフォーマンスを引き出すこと、これが我々の使命です。
日本ニュートリション(JNC)は伊藤忠商事100%出資の事業会社として、2008年5月本格的に事業運営を開始しました。日本ニュートリションはまだ若い会社ですが、常にチャレンジに満ち溢れていたといえます。
当時、伊藤忠商事はとうもろこし、大豆粕といった穀物類を北米の穀倉地帯から大型船で輸入する総合商社の伝統的な飼料ビジネスに加えて、より付加価値の高い飼料ビジネスを模索していました。

米国市場での悪戦苦闘の10年

巨大な食肉市場である米国では依然として抗生物質が家畜の成長促進の主役でした。
伊藤忠商事はQTI社を通じて天然由来の日本の枯草菌(プロバイオティクスの一種)を米国市場に根付かせようと、悪戦苦闘を1990年代後半からすでに約10年続けていました。
日本市場では、脱抗生物質の流れが先に進んでいたヨーロッパから天然物由来の各種の機能性飼料添加物の輸入ビジネスをスタートして数年、まだまだビジネスとしては小さな存在でした。
そんなとき、ドイツの大手化学品メーカーBASF社の日本法人が保有していた飼料添加物事業を売却するという情報が伊藤忠商事のもとに飛び込んできました。この事業はビタミンやミネラルなどの微量栄養素を複雑に組み合わせ、畜産生産において最適な栄養成分を補給するプレミックス製品の製造事業であり、まさに動物栄養の根幹を担う事業でした。
この事業を是非とも伊藤忠グループの次世代の飼料事業の柱にしたい!そんな強い思いをもってBASF社より事業を受け継ぎました。

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伊藤忠グループ次世代の飼料事業の柱にしたい!

そして、日本ニュートリションはBASF社から移籍してくれた11名のメンバーとともに神田駅前の小さな事務所からスタートしました。日本、そして世界の家畜の生産を支えたい、と強い思いと夢をもって新しい取り組みにチャレンジしました。
社員の士気も極めて高く、業容もどんどんと拡大していきました。

「この事業を絶対継続する!」
その強い思いで社員が一致団結

そんなさなか、2011年3月に東日本大震災と津波により、工場が操業停止に追い込まれる非常事態となりました。
積み上げてきたものが一瞬でなくなったような、絶望的な思いでしたが、「この事業を絶対に継続する!」その強い思いで社員が一致団結して約1ヶ月で工場を復旧、操業再開を果たしました。
この被災は我々に大きな教訓を残しました。日本の畜産業を縁の下で支える我々は、どんなことがあっても安定的に製品を供給し続ける責任がある。安定供給とさらなるビジネスの飛躍を目指し、震災から2年後の2013年3月には西日本最大の飼料生産基地、鹿児島県志布志市に2番目の生産拠点として志布志工場を竣工させました。結果として安定供給を実現するとともに、九州における我々の事業の大きな飛躍のきっかけとなりました。

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事業領域の拡大、3工場体制へ

BASF社から受け継いだプレミックス事業を順調に成長させるとともに、天然物由来の各種の機能性飼料添加物の輸入ビジネスも順調に成長させながら、同じ伊藤忠商事のグループ会社である不二製油(株)が製造・販売するMCM事業(ココヤシ粕を酵素処理した機能性飼料)を2019年に事業譲受しました。不二製油(株)の阪南工場からMCM製造設備一式を日本ニュートリションの志布志工場に移し、日本ニュートリションはついに自ら機能性飼料を製造する会社となりました。また念願であった畜産飼養試験を行う研究所を栃木県那須塩原市に設置、各種分析、飼料・糞便中の菌分析に加え、液体クロマトグラフ質量分析計を導入し飼料中のカビ毒分析を自社で行える体制を整えています。
順調に拡大する日本国内のプレミックス事業をさらに強固にするため、日本でも有数の酪農・畜産のさかんな北海道に2023年に3工場目となる苫小牧工場を竣工、日本のプレミックスビジネスのリーディングカンパニーになりました。
これら事業領域の拡大にはお客様の声に耳を傾けながら、日本ニュートリションが一貫して力を注いできた品質管理に支えられています。

日本から海外へ

日本ニュートリションは常に新しいことにチャレンジする会社です。2021年に米国のQTI社を日本ニュートリションの子会社化しました。
新型コロナウイルスの影響がなくなり、人の往来が自由にできるようになってきて、海外向けの輸出ビジネスも拡大しています。
欧州、北中南米、アジア、大洋州、中近東、アフリカと、世界中の畜産のあるところに日本ニュートリションの市場はあり、ドイツ、タイ、アメリカやメキシコなど様々な国での畜産・飼料業界の展示会に出展し、新しい商材を発掘したり、販売機会の拡大をおこなっています。

我々と一緒に、新しいこと
にチャレンジし続けたい、
日本や世界の飼料・
畜産業界に貢献したい、
そんな熱い思いをもった
若者を歓迎します!

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