品質保証体制
Quality
FAMI-QS/ISO22000に基づく品質及び
飼料安全保証体制の標準化
日本ニュートリション株式会社は「清潔、正確、高品質」をつねに心掛け、安全で安心な製品・商品をお客様へお届けすることを何よりも大切にしています。
その基本として当社では、欧州飼料添加物製造品質安全管理システム「FAMI-QS」の認証取得、「飼料等GMP」の適合確認、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格「ISO22000」の認証を取得し、グローバルな基準に則った厳しい品質保証体制を構築しています。
「FAMI-QS」は、2004年9月にEUの主導のもとに開発された、飼料添加物製造の品質安全管理システムに関する認証です。当社では、鹿島工場、志布志工場、本社でこの規格に基づき、プレミックス、混合飼料及び酵素処理やし油かすの製造、販売を行っています。
「飼料等GMP」は、「飼料等の適正製造規範(GMP)ガイドライン」に示された、原料から最終製品までの全工程において実施すべき基本的な安全管理の指針(適正製造規範・GMP:Good Manufacturing Practice)を事業者自らが導入し、その適合状況を農林水産消費安全技術センター (FAMIC) が確認する制度です。当社では、鹿島工場・志布志工場・苫小牧工場で適合が確認されています。
このような体制のもと、原料の選定から製品の製造・出荷に至る全ての段階で、定められた品質管理を確実に実施しています。また、お客様の声やさまざまなご要望にお応えし、より大きな安心・安全をお届けするために、システムの継続的なチェックや改善にも取り組んでいます。
品質及び飼料安全に関する取組み
[I] 基本理念
日本ニュートリションは、安全かつ顧客の品質要求と、法令に適合した飼料及び飼料添加物の供給を通じ、世界の飼料畜産に貢献する。
[II] 行動指針
日本ニュートリションは、上記基本理念の下、品質及び飼料安全マネージメントシステムの継続的な改善を図り、飼料安全及び品質の向上に関する行動指針を以下の通り定める。
(1)飼料安全及び品質の向上
「飼料安全マネージメントシステムマニュアル」の有効性の継続的な改善を行い運用する。
(2)法規制等の遵守
飼料安全及び品質に関する法令諸規則及びその他当社の合意した事項を遵守する。
(3) 飼料の偽装防止及び防御
健全な企業活動を展開する為に、飼料の偽装の防止及び飼料防御に必要な管理を実施する。
(4)顧客満足の向上
顧客の品質要求を把握し、顧客満足の向上に向け飼料安全及び品質の水準を継続的に改善する。
(5)飼料畜産への貢献
飼料安全及び品質の向上を推進し、世界の飼料畜産に貢献すると共に、飼料畜産の発展に寄与する商品及びサービス等の開発、提供に努める。
(6)啓発活動の推進
飼料の安全及び品質にかかわる意識及び活動の向上を図るため、日本ニュートリション社員に対する啓発活動を推進する。
2020 年 4 月
代表取締役社長